本巣市 ハイゼット ガソリン入らない 給油ができない 松浦自動車興業

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ハイゼット ガソリン入らない 給油ができない

 ハイゼット(S200P) 給油口からの燃料噴き戻し

岐阜市在住のお客様より、「給油しに行ったけど噴き戻ってくるためガソリンが入れれないから、一緒に行って確認してほしい」とご来店頂きました。お客様と一緒にガソリンスタンドに行き、確認したところ入れてもすぐ止まってしまいます。給油口を電気で照らし確認したところ全く入っていかない様子。少しずつは入っていくようなのでキャップをしっかり締めて店に戻ります。

今回のお車は、平成12年式で総走行距離が2万キロ未満、新車からお乗りいただいてるためお客様のご使用状況・保管状況なども含め、ガソリンタンク内の返し弁の作動不良と判断。お客様にご説明させていただき、ご了解を得られたので部品を発注して交換となりました。
まずは、タンク内の圧を抜くためキャップを開け、燃料ポンプの配線を外してエンジンを止まるまで掛けます。

エンジンが停止したら、燃料ホースを外しタンクを止めてるねじを外し、給油時タンク内の空気を抜くためのホースを外したら慎重に降ろしていきます。この時リアの板バネが干渉しますが、避けては降ろしてを繰り返し、落とさないように慎重に作業します。無事に下りたらタンク内のガソリンを抜き取り、地面へ降ろします。

降ろしたら燃料ポンプなどの各部品の付け替え作業です。3枚目の画像が古いタンク内です。一見綺麗に見えますが錆が結構落ちているのと、燃料ポンプについているフィルターには汚れ??がこってり付着してました。ガソリンで手が汚れていたため写真は撮れません出たが、付け替え時にはちゃんときれいに清掃しておきました。その他も確認したところ、燃料残を知らせるための部品でウキが付いているものがあるのですが、そちらの部品も汚れがひどくお客様にお聞きしたところ、一緒に交換してとご了解いただけたので交換しました。

あとは外した時の逆の手順で取り付けていきます。忘れずに燃料ポンプのコネクターも取り付けます。それからタンク内に錆が結構蓄積していたので給油キャップも点検します。給油キャップを確認したところOリングが固くなっていたため給油キャップも新品に交換しました。最後にスペアタイヤの当たるところにゴム板を張り付けて、スペアタイヤを取り付けたら終了です。
無事に燃料が入るかスタンドに行き確認したところ、何の不便もなく入れることが出来ました。
当社のお客様が使用している軽トラックは、使用年数の割に総走行距離が少ない傾向が強くガソリンを入れる期間も長くなりがちです。未然に防ぐ方法は難しいですが、極力満タンをキープしていただくようご説明させていただきご納車させていただきました。

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