本巣市　エアコン効かない　アクア　NHP10　平成24年式

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暑いからなのかエアコンが効かないと修理依頼

アクアにお乗りのお客様から「30分くらい乗ってるけど冷たい風が出てこない」とのご連絡。
確かに16:00でも車の外気温計は39℃!!確認してみると全く風が冷えていない。
早速点検していきます。

サイトグラスからガスを確認

この年式（平成24年）のアクアは、サイトグラスが付いているためガスの量が目で確認できます。
確認してみると大量の泡が･･･明らかにガスが不足しています。
次に圧力を測定して数値を確認するとやはりガスが少ないようでした。
更に最低温度・最大風量にてエアコンをかけて吹き出し口付近の温度を測定してみると30℃もありました。
危うく車内で熱中症になるところでしたねとお伝えし作業内容を説明していきます。

エアコンフレッシャー（AF-4000Z）をお勧めして作業開始です

当店では、エアコンのガスを回収・再生・真空引き・注入までを自動で行える機械を導入しております。
まずは今入っているガスを回収します。そのガスに交じっている不純物（水分や鉄粉など）をフィルターを介してクリーンにしてから、配管内の余分な空気や水分をしっかり除去するために真空にしていきます。
それが終わると1分間真空が保持できるかのチェックを行い問題がなければ、エアコンガスをグラム単位で補充していきます。
この年式のアクアは420g±50gということなので420ｇにセットして開始です。

エアコンガス回収～注入までの時間はおよそ40分ほどです

一枚目の画像が回収したグラム数です。
そこから15分真空引きをして漏れのチェックを行い、不足分の340ｇの注入（2枚目）を行い完了です。
回収・注入分のレポートも印刷してお渡しします。

チャック完了後引き渡しです

エンジン始動後に圧力をチェックしたところ問題なしでした。次にサイトグラスにて先ほど出ていた泡の確認をしたところ全く確認できません。適量入っていますね。
そして吹き出し口の温度測定です。な、なんと15℃まで下がりました。車内はしっかり冷えています。
お客様に確認していただき作業完了です。
念のためガス漏れもチェックしましたが確認できませんでした。一応様子を見てくださいとお伝えして返却させていただきました。