本巣市 ムーヴ ラジエーター交換 オーバーヒート L175S  松浦自動車興業

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ムーヴ(L175S) 平成19年式 総走行距離 17万キロ

 オーバーヒート修理 ラジエーターから冷却水漏れ

本巣市在住のお客様より、「走行中に水温の赤いランプが点灯した。オーバーヒートしたようだ」とご連絡を頂き御入庫していただきました。
現車を確認したところ、エンジンなどを冷却水によって冷やす役目をしているラジエーターのアッパー部分より漏れがあったため、エンジンが冷えているのを確認してラジエーターキャップを開け、水を追加して再度漏れている個所を確認したところ、水を回す役目のウォーターポンプ部分より漏れがあることを確認したので、説明をしまずはウォーターポンプから修理にかかりました。今回はラジエーター部分にも漏れがあることが目視で確認できる状態なのでしっかりと圧が掛けれませんでしたが、より弱い部分から先に水が逃げるためまずはウォーターポンプを修理しその後もう一度確認します。

ウォーターポンプを交換した後、再度漏れを確認したところやはりラジエーター本体からも漏れがありました。再度お客様に説明して、ラジエーター本体を交換させていただきたいのと、オーバーヒートを起こしているので水の流れを制御するサーモスタット、ラジエーターキャップも一緒に提案させていただきご了解いただきましたので交換作業をしていきます。

ムーヴ(L175S)は、結構ばらさないと交換ができません。フロントバンパーを外し、ヘッドライトユニットからのラジエーターサポートなどを順に外していきます。その間に冷却水を抜き電動ファンを外したらようやくラジエーターの取り外しができます。ラジエーターホースを外しATFホースを外し漏れてこないように栓したら、本体を車両から抜き取ります。

この状態で、エンジンの後ろ側(車両の右側)についているサーモスタットも交換します。ラジエーターが外れている分やりやすいですからね。サーモスタッドが原因でオーバーヒートすることもあります。今回のオーバーヒートに関係してるかはわかりませんが、17万キロ走行しているので予防のため交換することにしました。

サーモスタッドの取り付けが終わったら、あとは逆の手順で組み上げていきます。取り付けが完了したら、冷却水を注入してエア抜き作業をします。この作業を怠ると、冷却水の中にある気泡により冷却水が吹き上がってしまいオーバーヒートしてしまうので注意してしっかりと行います。また今回の車両においては、オーバーヒートを繰り返していたようです。エンジンに損傷がないかも含めて慎重に作業していきます。
オーバーヒートを起こし無理に走行をすると、エンジン本体に損傷を与えてしまいます。エンジンの上の部分に歪みが生じ、ガスケットが抜けエンジンの圧力が水路に抜け冷却水が吹き上がってしまう。こうなってしまうとエンジン自体の修理も必要となりさらに高額の修理となってしまいます。水温計の赤色が点灯した場合には、速やかに安全な場所に車を止めてエンジンを切りましょう。そして無理に動かさずレッカー対応するのがいいと思います。

エア抜きも終わり、各部点検し異常を確認できなかったため修理完成となります。お客様にも詳細をお伝えしご納車となりました。

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